人と人がつながる、“なかまち”という空間。
家庭でいうと「居間」のような場所。家族が自然と顔を合わせ、語らい、笑い合う場所。そんな空間が、施設の中にもあったなら。ご利用者さま同士はもちろん、地域の方々ともつながりが生まれる。まるで“街”に出かけたような、そんな楽しさと安心感を感じてほしい。
そんな想いから、カメリアでは、施設の中央に「なかまち」という空間をつくりました。「なかまち」は“中にある街”という意味を込めたネーミング。外出が難しい方でも、多くの人と交流が生まれる、心の拠りどころとなる場所です。
本映像では、そのコンセプトと同社の想いを、映像と音で丁寧に表現しました。「なかまち」に込めたやさしい時間と、あたたかな出会いのひとときを、ぜひご覧ください。
特別養護老人ホームカメリア
医療・介護業界をリードし、日本最大規模を誇る湖山医療福祉グループ。その中でも、フラッグシップモデルの立ち上げを担うのが「カメリア会」です。
カメリア会は、江東区で初めてとなる小学校跡地を活用した福祉3施設複合事業に取り組み、「特別養護老人ホーム カメリア」「有料老人ホーム キーストーン」「母子生活支援施設 パークサイド亀島」の3施設を企画・運営。地域の多様なニーズに応える福祉の拠点を築いてきました。
さらに、産学連携による「特別養護老人ホーム カメリア平塚」や、パナソニックをはじめとする民間企業と官公庁が連携して進める「Fujisawaサスティナブル・スマートタウン(Fujisawa SST)」内での「特別養護老人ホーム カメリア藤沢SST」の開設など、
従来の枠にとらわれない革新的な福祉のあり方を次々と実現しています。
カメリア会はこれからも、福祉をもっと自由に、もっと可能性のある世界へと導く存在であり続けます。
Naming
暮らしの中に街のような賑わいを生む、新しい老人ホームのかたち。
カメリア桜ヶ丘では、設計段階からプロジェクトに参画し、施設の中核となる大ホールを「なかまち」と名付けることで、新たなコンセプト「なかに、まちを。」を開発しました。
その名の通り、施設の中に“街”があるような、これまでにない発想でつくられた老人ホームです。
「街にはどのような場所が必要か」「人と人が出会うためにどんな工夫ができるか」。街のあり方をイメージしながら議論を重ね、施設中央のホールには街灯を設置し、各所のインテリアにも細部までこだわりました。デザインだけでなく、空間が生み出す“つながり”や“にぎわい”をどう演出するかという視点から、ソフト面の提案も行い、空間全体をトータルにプランニング。ハードとソフトを一体で設計することで、他にはない“唯一無二”のブランドとしてのカメリア桜ヶ丘を実現しました。




Logo
海のある街に生まれた、“なかまち”の象徴。
施設の中心に位置する大ホール「なかまち」。そのネーミングとともに、街の新たなシンボルとしてロゴデザインもご提案しました。
舞台となるのは、海に面した街・平塚市。そこで暮らす人々の心にやさしく寄り添う場所として、“海”“空”“かもめ”といったモチーフを用いて、開放感やあたたかさ、そして自由な交流を感じさせるデザインに仕上げました。
このロゴは、「なかに、まちを。」というコンセプトを体現する、視覚的なアイデンティティ。平塚という地域性と施設の理念が交差する場所にふさわしい、新たな街の象徴として誕生しました。

コンセプトブック
「なかに、まちを。」という想いを、手から手へ。
カメリア桜ヶ丘が掲げるコンセプト「なかに、まちを。」。
この想いを、そこで働くスタッフだけでなく、ご利用者やご家族にも深く理解し、共感していただけるよう、コンセプトブックを制作しました。
冊子では、施設中央に位置する「なかまち」がどのようにして生まれたのか、その背景にある想いや考え方を、抽象的なイラストとやさしい言葉で表現。単なる説明資料ではなく、“まち”という場に込められた温もりや人と人とのつながりを感じられるような、ストーリーブックのような構成に仕上げました。
このコンセプトブックは、カメリア桜ヶ丘の理念を人から人へと絶え間なく受け継いでいくための、ブランディング施策のひとつ。「想いを伝え、文化を育てる」。そんな役割を担う、かけがえのない一冊です。





施設案内パンフレット
機能紹介を超えた、想いの伝わる施設案内パンフレット。
カメリア桜ヶ丘では、コンセプトブックとは別に、設備や空間、サービス内容を紹介する「施設案内パンフレット」を制作しました。このパンフレットは、機能的な情報提供を目的としながらも、施設の根底に流れるコンセプト「なかに、まちを。」をしっかりと伝えるためのデザインにもこだわっています。
表紙には、スタッフの名刺と連動する“色玉”を採用。名刺ではそれぞれが自分の色を選ぶ仕様になっており、その一つひとつの色が集まって、カメリア桜ヶ丘という“まち”の個性を形づくります。
この仕掛けをパンフレットにも展開することで、カメリア桜ヶ丘の多様性と一体感を視覚的に表現しました。
ただの情報ツールではなく、コンセプトをインストールするメディアとして。施設の魅力と想いを、手にした方にしっかりと届けるパンフレットに仕上げています。


ポストカード
想いを届ける、小さな風景。暮らしをつなぐ、ポストカードセット。
カメリア桜ヶ丘での毎日を、大切な人にも届けてほしい。そんな想いから、入居者の皆さまがご家族やご友人に手紙を送れるよう、6枚組のポストカードセットを制作しました。
ポストカードには、施設内の風景や周辺の美しい自然、日々の暮らしを彩る情景を写真でデザイン。入居時のプレゼントとしてお渡しし、ご自身の言葉で“ここでの暮らし”を発信できる、心の交流のツールとしてご活用いただけます。
ポストカード1枚1枚が、ここで過ごす時間の温かさや安心感を伝えるメッセージとなり、ご家族とのつながりをより深めてくれることを願って制作しました。

館内サイン
“ここは、わたしの街。”暮らしに寄り添う住居表示サイン。
カメリア桜ヶ丘では、施設全体をひとつの“街”と見立てたサイン計画を導入しました。東西南北に分かれたユニット名に加え、1階は「1丁目」、2階は「2丁目」といった丁目表示を設定し、館内にまるで住居表示のようなサインを展開しています。
「1丁目南3号室にお住まいの〇〇さん」。そんなふうにお名前をお呼びすることで、ご入居者の方々が“施設”ではなく“自分の家・自分の街”に住んでいるという実感を持っていただけるよう配慮しました。
ただの案内表示ではなく、暮らしの誇りとあたたかさを込めたサイン。日々のなかに、さりげなく自分らしさを感じられる工夫として、住まいの心地よさを支えています。


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